まず、ベンチャー企業とはどのような企業なのでしょうか。最近、 県や国でのベンチャー企業支援策やベンチャー企業の活躍などが 新聞紙上を賑わしています。ややもすると目新しいことを始めた中小 企業はすべてベンチャー企業であるかのような扱いです。特にコン ピュータ関係の企業であれば、すべてベンチャー企業であるかのような 扱いを受けています。逆にベンチャー企業として扱われなければ経 営が傾いているような印象さえ与えかねません。ベンチャー企業でな くても着実に業績を上げている中小企業はいくらでも存在します。 まずベンチャーとはどういう意味でしょうか。英語の辞書では、 「冒険、投機」とあり、「危険を冒して行うこと」とも書いてあり ます。ベンチャー企業のベンチャーとは、「誰でもが尻込みするよ うなことに果敢に挑み、成功をつかみ取る」という意味なのです。 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ということわざの「虎穴に入る」 という部分の英語はまさにベンチャーなのです。まとめるとベンチャー 企業とは、「新しい分野にチャレンジ精神を持って果敢にも挑み、 成功への道のりの戦略を有している企業」と言えます。この戦略は 成功の結果として、「夢やロマン」という言葉に置き換わられます。 特にその戦略においては、単純に自社製品を広めるというだけなく、 新しい市場を作り出し、人間の社会生活を向上させるという崇高な 目標に向けて練られるのが常です。
ベンチャー企業は英語で「スモールビジネス」と訳されます。 このスモールは小さいという意味ですが、その裏に「独立している」 という意味が隠されてます。大企業や国、自治体から支えられて いるのではなく、独立した事業体であることが必要なのです。「独 創性」と「独立性」がベンチャー企業の柱であり、結果として「 チャレンジ(挑戦)」と事業に対する「リスク(危険)」が伴うこ とになるのです。