森井昌克神戸大学教授(過去のお知らせ掲載分)




新着情報 :ふたたび TBS「はなまるマーケット」に出演しました。

TBSの「はなまるマーケット」(2005年3月10日、08:30〜10:20) にVTR出演しました。 テーマは「偽造キャッシュカードから預金を守る!」です。

新着情報 :四国放送 「あさ630」(午前6:30〜7:00)の番組にコメンテータとして出演しました。
2005年3月1日に放送されました 四国放送 「あさ630」(午前6:30〜7:00) にて、NEWSどーなんこれ・・・新手の振り込めサギ「偽の発信者番号表示」のコーナーのコメンテータとして出演しました。

新着情報 :「ベンチャー企業論」再掲
1999年5月に著しました、「ベンチャー企業論」を再掲します。

「創造的破壊」、最近、再注目されている経済学者であるシューペーターは、イノベーション(経済改革)のことをこうまとめています。... (第1回冒頭から)  最近、あのライブドアさんの関係で取材を受けて、見解を求められることもたびたびあるのですが、ライブドアも堀江さんが9年前に興したベンチャー企業である、(有)オン・ザ・エッヂが発端です。そのベンチャー企業について、6年前に論じたのが本著です。徳島新聞に連載しましたので、徳島の地域性も若干入れてますが、一般的に書いています。ただ、やはり私の専門が「情報通信関係」ということもあって、ややIT企業のイメージで書いています。今読見返すと、忙しい中、よくまとめたと自賛しています^^;

新着情報 :ASAHIパソコン(2004年10月1日号) 「目からウロコのPC利用」に取り上げられました。
少し古いですが、ASAHIパソコンの2004年10月1日号に、研究室で行っている研究の一端を紹介いただきました。

「玉石混合のネット検索には術がある」 という題で、インターネットでの検索の重要性と妙技を紹介しています。ネット検索に玉石があるのではなく、インターネット上の情報に玉石があるのです。玉石と言うよりは、99%が石で、1%が玉と言っても良いでしょう。ただし、本当に玉が存在するのも確かです。石に中にも磨けば玉に変わるものもあったりして、それをどうすばやく探し出すかが重要になっています。

新着情報 徳島新聞に「IT社会の光と影」と題した小論が掲載 されました。
「IT社会の光と影」(全三回、徳島新聞2005年2月8日〜2月11日掲載) と題して、「音楽環境」「仮想と現実」、そして「携帯電話」という切り口で寄稿しました。

2000年10月に「インターネットの光と影」と題して徳島新聞に連載 されました。約5年が経って、インターネットを巡る状況も大きく変化したことを受けて、その続編を掲載させていただきました。

新着情報 :ダカーポ(2005年2月2日発売、マガジンハウス刊)にコメントが記載されています。
ダカーポ(2005年2月16日号)の「2005年のバカ男とバカ女: なんとかならないものか!」 でコメントを記載しています。概要は以下のとおりです。

特集「2005年のバカ男とバカ女: なんとかならないものか!」p.14-15において、【日本語バカ急増中@ 「書き」言葉から「打ち」言葉へ。ITの"おかげ"であるわ、でるわ】の中で、情報のソースの問題と携帯電話でのメールについて論評?しています。

新着情報 :徳島新聞(2005年1月28日付け朝刊)にコメントを寄せました。
「特集: 揺らぐ安全 徳島の犯罪事情 第3回ハイテク化」 にコメントを寄せています。

フィッシング、スキミングとIT社会ならではの犯罪も増加しています。対処法について 「ITでの恩恵は人を区別しない。犯罪者も恩恵を受けている。自己防衛の必要性は さらに高まる」とコメントしています。

新着情報 :東京新聞(2005年1月28日付け朝刊)にコメントが書かれています。
東京新聞 特集 子供を守ろう:どうする性犯罪対策 にコメントを寄せています。

「前歴者の現住所の情報だけではなく、犯歴や手口、指紋などをデータベースに整備し、捜査力を上げ、威嚇効果で再犯を抑止するのが現実的」と解きましたが、犯罪者の情報を把握しているということは大きな抑制効果だと思います。また、「警察の情報(収集)能力が遅れている」と書きましたが、もちろん、能力の高い部署(機関)もあります。ただ連携(情報共有)が取れていないことも多いと言いたかったのです。

新着情報 :東京新聞(2005年1月19日付け朝刊)にインタビュー記事が掲載されています。
東京新聞 特集:どうする性犯罪対策 ミーガン法(4) でインタビューに答えています。要約は以下のとおりです。

性犯罪前歴者の住所提供で法務省と合意したのを受け、警察庁は運用方法などの検討に入った。警察の情報管理では何が必要なのか。ネット社会と情報管理に詳しい森井昌克神戸大教授(知能情報工学)は「再犯を防ぐためにも一歩踏み込み、性犯罪者らのデータベースづくりを」と指摘する。 

新着情報 :AERA(朝日新聞社)にコメントを寄せました。
AERA2004年12月6日号(11月29日発売)「ハイテク機器 子を守れるか」という特集 でコメントを寄せました。特に 「ネットで野放しの犯罪情報: ロリコンサイトの無法」で、「一定の歯止めの 必要性と、逆に有害情報の存在を前提とした対策」を述べています。

補足しますと、一定の歯止めとは、決して「強い規制」ではなく、明らかに有害 (この判定は難しいのは理解しているが、大多数の合意として)なサイトや投稿は 削除すべきであるということで、基本的には規制できないという立場です。その 前提で、対策(意識変革や教育)を行わざる得ないと言うことです。物理的に情報を隔離することはできない社会がネットワーク社会なのですから。 朝日新聞徳島版連載の記事「第276回 奈良女児誘拐殺害」 のほうに関係することを書いています。

新着情報 :朝日新聞にコメントを寄せました。
奈良で女児誘拐殺人の悲惨な事件が起きました。猟奇的な事件のうえ、異例の展開をたどり、ネット社会の影も見え隠れすることから、 コメントを求められました 。  BLOGにも補足 しています。
新着情報 :TBS「はなまるマーケット」に出演しました。
TBSの「はなまるマーケット」 (2004年10月27日、08:30〜10:20)にVTR出演しました。 テーマは「個人情報流出が招く新型詐欺」です。

新着情報 : 「食の安全性 徹底調査」という本を共著で書きました。

「食の安全性 徹底検証 --トレーサビリティ ICタグの先端技術 --」という題の本を共著で書きました。担当したのは「RFID」の章です。食品の安全性やそれを支えるための施策や技術について、わかり易く書かれています。



「IT社会の光と影」徳島新聞 掲載(2005年2月8日〜11日)
「IT社会の光と影」と題して、3回にわたり「音楽環境」、「仮想と現実」、そして「携帯電話」という切り口でまとめました。

「インターネットや携帯電話が普及し、情報通信ネットワークが社会の隅々に行き渡る「IT社会」。情報入手が各段位便利になり、ネットを通した音楽配信など、芸術文化にも影響を与えるさまざまなニュービジネスが生まれる一方、商品購入や決済に伴う個人情報・財産のセキュリティを脅かす、ハイテク犯罪の急増も社会問題化している。IT社会の利点と課題について、情報通信倫理問題に詳しい森井昌克・徳島大教授(知能情報工学)に三回に分けて寄稿してもらった。」(徳島新聞2005年2月8日)

音楽環境:  ... 「便利さ」と「安全性」はトレードオフ(反比例)の関係にあり、デジタルと著作権の関係に対しても例外ではない。ITという技術革新が新しい社会を生み出し、それに対応した著作権の在り方が必要となってきている ...

仮想と現実:  ... IT社会は仮想(ネットワーク)社会と現実(地縁)社会の双方におけるバランスの上に成り立っている ... もはや仮想社会は仮想ではなく、現実社会と並ぶ重要な社会基盤であり、その意味を理解し、学ぶことが重要であろう ... IT社会はすべての人に恩恵を施すが、いわんや悪人にも恩恵を施すのである ...

携帯電話:  ... コミュニケーションが取れると言う「意思表示」のみを相手に伝えるための道具になっている。すなわち、相手と「つながっている」という意識を有することで、安心感を得ようとしているのだ。それゆえに携帯電話は悪用されることが多い ...





プライバシーの終焉と個人情報保護
画像電子学会誌の第33巻第3号の巻頭に、”随想”として 「プライバシーの終焉と個人情報保護」 というタイトルで、思うがままに書かせて頂きました。

...

個人情報の流出にとって大きな問題は、その流出自体ではなく、そ の流出から導出される個人のプライバシーの漏えいである。さらに 複雑化させる要因は、そのプライバシーの真偽に関して何の保障も 無く、顕在化することである。 そもそもプライバシーとは空間を共有することに対峙する概念であ った。場(社会的空間)を仕切ることによって、自分と自分以外の 者に対して、情報量的格差を設ける概念である。かつて高度情報化 社会と呼ばれたユビキタス社会では、よく言われるように「空間と 時間」を超越した社会であり、この情報量的格差を維持することが 非常に困難なのである。

...




サイバースペースの日本語はどうなるか?
週間SPA!の2004年7月20日号での特集「ネット修辞学 に見る[新しい/新すぃ]日本語」という特集の中でコメントしています。

「ネット修辞学に見る[新しい/新すぃ]日本語」という特集の中で、いくつか コメントを与えているわけですが、特に「サイバースペースの日本語はどうな るのか?」という問いに、半ページにわたってインタービューを受けています。 従来の「話し言葉」と「書き言葉」の間に、サイバースペースでの「打ち言葉」 があり、特にその中の「メール言葉」(チャット等を含む)はかなり話し言葉が 想定している環境に近い打ち言葉であり、対面のコミュニケーションを無意識下 に置いた特異な書き言葉であると定義しています。



選挙におけるインターネット利用について
2004年参院選が終わりました。高知新聞から選挙におけるインターネット利用についてコメントを請われました.

電話やはがきでの選挙戦での役割は明確化されており、利用もされているわけですが、 インターネットはまだまだ利用されていないというか、認められていません。しかし、 表面的には認められていなくても、メールは相互連絡に利用されており、メーリング リスとも活用されています。ホームページこそ、各候補が持って(もちろん、選挙戦では 直接利用できず、公示後は削除、あるいは無更新)いるわけですが、まだまだ情報量の 豊かなポスター的な役割です。ただ、直接的な選挙戦とは離れたところで利用されており、少なからず影響を与えようとしています。それについてのコメントです。直接的な利用としては、 この毎日新聞のコメント が的を得ています。



「Winnyの作者逮捕に関する事件」について
5月10日にWinnyの作者が逮捕されて、かなり日が経ち、 沈静化しているのですが、コメントを求められたこともあり、少し書いておきます。

基本的にP2Pには何の罪もない、利用するもの(作者ではなく)の問題であるという 立場です。詳しくは、 随想の2004年5月30日
に書いています。

「ユビキタス情報社会について」
市町村アカデミーでの情報技術研修課程:電子自治体時代の情報政策@ において講演いたしました。。

(財)全国市町村振興協会 市町村職員中央研修所にて 市町村アカデミー が設置されています。 研修を通じて市町村職員の能力の向上を図り、もって住民の福祉と地域の振興に資することを目的としています。そこでの一つのカリキュラムとして、 情報技術研修課程:電子自治体時代の情報政策@ があり、その中で 「ユビキタス情報社会について」 という講義を受け持ちました。使用しました 講義資料(PDFファイル) を公開します。


「学内HPの内容規制を検討」
徳島大学ではありません。

昨年、新潟大学で、女子学生のHPに掲載された顔写真に「一目惚れ」した アメリカ人男性が、刃物をもって新潟大学に押し入るという事件がありました。 その事件後、原因をHPで写真を公開したことと結論付けて、HPでの情報発信 内容の規制を行おうという動きが起こりました。この点についてコメントを求め られ、述べています。 これが京都新聞での記事 であり、 こちらは熊本日日新聞の記事 です。 その他の新聞社の記事はここ にまとめています。「情報規制に結びつく」とまとめていますが、真意は 「子供じゃないのだから、リスクを含めてその効果を考え、その結果については 自分自信が責任を持つようにすべきだ」ということです。


「ユビキタス社会の危機管理」
(社)第二地銀協会機関紙3月号に寄稿

(社)第二地方銀行協会 機関紙 「リージョナルバンキング」3月号 に、「ユビキタス社会の危機管理」として寄稿しました。「まえがき」の一部と 「むすびにかえて」の一部を書いておきます。

1. まえがき

「ユビキタス社会」という語句が紙上に溢れるようになっ て ... 本稿では、インターネットという概念によるユビキタス 社会の問題点をセキュリティという切り口から取り上げ、 主に不正アクセス、機密情報流出、風説の流布という3つ のキーワードから論じ、最近の事例から動向を分析する とともに、その対策について考察する。

...

2. ユビキタス社会の脅威

...

3. 新たな時代の危機管理

...

4. むすびにかえて −ハザードトレラントシステム−

最近の不正アクセス、情報流出、および風説の流布の問 題は上述のように深刻であるものの、その本質自体は 今に始まったわけではない。ユビキタス社会の到来によ って ... このように事件・事故を想定し、被害を最小に抑えるた めの危機管理が必要となっており、情報セキュリティの 分野でも、セキュリティ技術を含めて、被害を未然に防ぐ 対策ではなく、被害を想定した対策、すなわちハザード トレラントシステムの構築が進められている。




情報処理学会関西支部講演会「インターネットセキュリティ」
コンピュータウイルスの現状とその対策技術

2月6日(金)13:30から 梅田スカイビル タワーウエスト22階 A会議室 にて、 情報処理学会 関西支部 支部講演会 『インターネットセキュリティ』 が開かれました。そこで、 「コンピュータウイルスの現状とその対策技術」 と題して、講演を行いました。


「風説の流布」
佐賀銀行取り付け騒ぎ

昨年末12月25日に、「佐賀銀行が潰れる」というデマが主に携帯のメールを 通じて広まり、銀行窓口やATMに預金を下ろすため、多くの人が押し寄せるという 事件が起こりました。まったくのデマなわけですが、「情報化社会」つまりネット 社会のひずみを巧みについた事件でした。まだまだ一般の社会(地縁社会)、それに 個人がネット社会に対応できていないという(当然なのですが)事実を露呈した 結果となりました。 左の新聞記事は、それを題材にした私の朝日新聞での連載 であり、「風説の流布」として、以前から予想されたことであり、これからも その対策を十分とならければならないことを述べています。また、佐賀銀行の地元である、 佐賀新聞から取材を受けた際の意見がここ で記載されています。


「今年のインターネットは?」
2004年のインターネットを予測する!?(朝日新聞徳島版連載「森井教授のインターネット講座 第249回」2004年1月5日掲載)

今年のインターネットは、「インターネット家電」と「セキュリテ ィ」というキーワードを中心に動いていくことでしょう。 ... インターネットがますます身近な存在になる ことによって、「セキュリティ」の重要性が増し、特に個人が自覚 して身を守る必要が出てきます。(中略) 良薬であるインターネットも苦い薬であり、「セキ ュリティ」というオブラートで包む必要があるのです。(本文抜粋)



「コンピュータウイルス・ワームの現状とその対策技術」寄稿
情報通信 BULLETIN ―衛星通信・情報通信・国際協力の潮流を読む― という雑誌に掲載されました。

財団法人 KDDIエンジニアリング・アンド・コンサルが発行している 情報通信 BULLETIN ―衛星通信・情報通信・国際協力の潮流を読む― という雑誌の2003年11月号 に「コンピュータウイルス・ワームの現状とその対策技術」を寄稿しました。 内容の一部とうんちく用語解説として「セキュリティホール」の説明 を見ることが出来ます。近日中に全文をここに掲載する予定です。




中央大学 特別研修コース「電子社会システムと情報セキュリティ」2003年12月21日(日)〜23日(火)講演
2003年12月22日(月)に中央大学後楽園キャンパスにて開かれます特別研修コース「電子社会システムと情報セキュリティ」で、「不正アクセス技法」について講演します。

2003年12月19日(金)〜20日(土)、中央大学において、 「シンポジウム: 情報セキュリティにおける研究・人材育成拠点形成へ 向けて」 が開かれます。続けて、12月21日(日)〜23日(火、祝)において 特別研修コース「電子社会システムと情報セキュリティ」 が開催されます。そのコースの中で、22日(月)16:50〜17:50に「不正アクセス技法」という内容で講演を行います。




「ネットワーク社会の展望とコミュニティの 活性化について(講演)」
2003年10月11日(土)に徳島県池田町で開催されました 「全国池田町商工サミット」にて基調講演とパネルディスカッション「 地域高度情報化とコミュニティビジネスとの可能性」を行いました。

当日の基調講演「ネットワーク社会の展望とコミュニティの 活性化について」のビデオを公開します。また、その講演で使用された スライド資料も公開します。ビデオでは画面が小さくてスライドがほとんど 読み取れませんので、 こちらのスライド資料をご利用ください。




「コンピュータウイルス再び(朝日新聞掲載)」
2003年9月8日(月)から10月6日(月)にかけて朝日新聞徳島版に3回に分けて、コンピュータウイルスについて掲載しました。

2003年夏に、ブラスター(MS-Blaster)をはじめとして、新しい対応のコンピュータウイルスが猛威を振るいました。そのコンピュータウイルス、正確にはワームについて、その概要と対策方法を概説しています。テキストのみでしたら、それぞれ以下に掲載されています。
第244回 「コンピュータウイルス再び(下)」
第243回 「コンピュータウイルス再び(中)」
第242回 「コンピュータウイルス再び(上)」



「徳島県経済再生戦略会議」
低迷を続ける徳島県の経済の再生、ならびに活性化を 促す施策を創出するために(2003年8月27日徳島新聞掲載)

徳島県の経済状況は最悪といっても過言ではなく、県内の有力企業、あるいは 雇用を数多く担ってきた企業の事実上の倒産、撤退が続いています。また、 県内各地の商店街も寂れていくばかりであり、明るい兆しはまだ見えていません。 この危機的状況を打破するために、徳島県独自での施策を練り、早急な実行が 望まれています。徳島県では、その施策を練り、かつ実行するために民間を 中心として「徳島県経済再生戦略会議」を召集しました。私も微力ながら、その 一員としてお手伝いしております。私一人では大きな力になれないのは当然とし ても、会議の全メンバー(委員)16人だけでもベストな施策が生み出せるとは 限りません。徳島県内の皆さん、さらに県外の皆さんのお力をお借りでき れば、必ずや最善の施策、そしてその実行が保証され、期待される効果が生み出 せるものと信じております。 下記に皆さんの意見,提言を頂く、あるいは議論する ページ(掲示板)を作成いたしました。 何卒、よろしくお願い申し上げます。


「徳島県経済再生戦略会議」への提言、意見







「徳島大学エンジニアリングフェスティバル」
2003年9月19日(金)に徳島大学工学部にてエンジニアリングフェスティバルが開かれます。

徳島大学工学部および大学院工学研究科では、研究成果を広く社会に公開するために毎年「エンジニアリングフェスティバル」を開催しています。今年は私の研究室も参加いたします。パネル展示のみですが、研究の一端「ユビキタス環境とインターネットセキュリティ」を紹介します。 なお、 出展する他の研究テーマをここ に上げておきます。ご来場ください。


「自治体広報サービスのIT化: バリアフリーインターネット」
広報誌廃止で情報量低下、高齢者に格差生む恐れも。代替サービス考案を(2003年7月28日毎日新聞掲載)

自治体の情報サービスのIT化も進んでいます。従来の広報誌での情報サービスを インターネットでのWEBサービスに置き換えるところも出てきました。 朝日新聞でのインターネット講座:第240回 「バリアフリーインターネット」 でも、情報弱者へのインターネットサービスの考慮について述べましたように、高齢者や身障者への配慮を行うべきです。しかし決してIT化を疎かにしてはならず、そちらに向けて進むべきなのです。毎日新聞のほうでは、IT化によって出来た効率化の部分を 新たなサービス、例えば高齢者や身障者へのより肌理の細かいサービスに向ければ 全体のサービスの質を上げることが出来るとコメントしました。


「オンラインゲーム 仮想と現実 危うい交錯」
過熱気味 「装備の盗難」も: 境界引く教育、若者に必要(2003年5月3日朝日新聞掲載)

古くなりますが、「ネットゲーム」に取材を受けました。ネットゲームの 世界の現状と今後についてなのですが、ちょうど、ネットゲーム上の装備が 売買されるという問題がクローズアップされた頃でした。この記事が載った 数週間後に、この売買に関わる詐欺が起こりました。ネットオークション等で アイテムを持っていないにもかかわらず売りに出し、現金を口座に売り込ませ るという詐欺事件です。奇しくも予言になってしまっていました。


朝日新聞徳島版連載 森井教授のインターネット講座 「第232回 ネットカフェ」
重要情報はなるべく入力せぬように注意を: セキュリティとプライバシーの漏えいが問題(2003年4月7日朝日新聞徳島版掲載)

徳島県内を含む各地での集団自殺事件やネット銀行からの預金搾取等で インターネット喫茶(ネットカフェ)の問題が取り上げられています。 ビジネスステーションとしても便利なのですが、便利なものには、逆に 「落とし穴」もあるものです。その「落とし穴」をうまく回避して、使 いこなす必要があります。インターネットの世界では、セキュリティと プライバシーは自分で守らなくてはなりません。


県内市町村ネットワークのセキュリティ
県内自治体の情報ネットワーク 6割 安全性に欠陥(2003年3月9日徳島新聞掲載)

徳島県内の上板町を除く49市町村のネットワーク(インターネット接続) について,合法的に調査しました. 調査内容の概要は新聞紙面に書かれていますが, 補足すると,利用しているWEBサーバ,メールサーバ,およびDNSの種類を調べ, セキュリティに問題があると報告されているバージョンを利用していないか,を まとめました.その結果,31市町村のいずれかのサーバには,セキュリティ上の 欠陥が報告されているバージョンを利用していることが判明しました.独自に セキュリティ対策を施している可能性もあり,また欠陥があるからといって, すぐに安全性が脅かされるということではありません.しかし通常,サーバプロ グラムにセキュリティ上の欠陥が報告された場合,すぐにバージョンアップされ, それを利用することが推奨されることから,問題がないとは言い切れません. 各種サーバプログラムのセキュリティホール,および最新のセキュリティ情報についてはここ をご覧下さい. とにかく 「セキュリティ意識」は重要です.


素数探索プロジェクト
高校生よ最大の素数に挑め:ネットでパソコン結集■まずは百万桁目標:徳島大・森井教授が構想(2003年3月6日朝日新聞掲載)

素数探索プロジェクトを画策しています。 素数については、 このページ(The Prime Pages) に詳しく説明されていますが、大きな素数を求めるという問題です。私は以前から 素数に関する研究も進めておりまして、その大きな素数を求める問題に関しても、いく つかの成果を残しています。特に カレン(Cullen)素数という n*2^n-1という形の素数の大きさでの世界記録 は、現在でも私が有しています。今回は、最終的には 2^n-1 という メルセンヌ型の素数以外での、世界記録を目標としてます。 現在、3*2^{2145353}+1 という約65万桁の素数 がメルセンヌ型の素数以外での世界記録です。100万桁の素数が見つかれば、 当然、メルセンヌ型以外では世界最大、メルセンヌ型を含めても世界で第3位の 大きさの素数となります。 近々、プロジェクトの詳細をWEBで立ち上げま すので、ぜひご協力とご参加をお願いします。


高大連携
徳島大学、高校生に講義開放:学校側と連携、単位認定(2003年2月20日徳島新聞掲載)

教育関係にも力を入れています。研究室で、城北高校と徳島東工業高校の学生さんを 預かって、コンピュータやネットワーク関係の課題勉強や研究を行っています。


2002年4月より休業状態でした「チャット」と「掲示板」を再開いたします。皆さんのご質問、ご意見、コメントをお待ちしています。(2002年9月29日)


徳島県内市町村自治体ホームページ調査結果
県内の49市町村HP、使いやすさに格差 徳大教授ら調査(2002年9月24日徳島新聞掲載)

多変量解析の応用研究の一環として、 徳島県内の各自治体 におけるホームページ (WEB)の状況について、アンケートにより一つの評価を与えました。その結果の 一部が 2002年9月24日の徳島新聞に掲載されています。その詳細についてはまだ発表 されていませんが、新聞掲載内容より やや詳しい概要がここ にあります。

大阪産業創造館 において、中小企業に身近な産学連携を情報・サービスから支援する e-liaisonの総合サイト が立ち上がっています。その中で 産学連携オンライン相談 といって、技術相談や研究開発に関わる相談に、オンラインで大学・ 公的研究機関の研究者が 無料 で答える事業を行っています。 私も回答する専門家のひとり で、インターネットを利用した技術や開発、および情報セキュリティや 画像およびデータ、文書の圧縮技術や蓄積技術等についてのご相談に 応じております。ぜひ気軽にご質問ください。待っています。

「ここからはじめる! オペレーティングシステム 基礎の基礎」 をソフトバンクパブリッシングから8月28日に発刊しました。DVD-Videoでの講義 が付録について、 しかもわかりやすく内容も充実したものになっています。一度、書店等で手にとって 見てください。

住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)について一言(2002年8月2日徳島新聞掲載)

2002年8月5日から住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)が施行されています。巷ではいろいろと問題視されており、様々な意見が飛び交っています。これは私が徳島新聞から取材を受けて、特にそのセキュリティ面についてコメントしたものです。私の意見も含まれています。


「ワン切り」問題について一言(2002年8月2日毎日新聞掲載)

2002年7月に大阪で、2回も「ワン切り」が原因と見られる大規模な通信障害が起こりました。情報通信インフラに関する破壊行為は、社会活動に対するテロ行為に等しいと思われます。その規制方法について議論されています。法規制に関しては必ずしも反対はしませんが、それ以上に通信サービス会社の臨機応変な技術的対策、および独自の規制が必要であり、その対策および規制が取りやすい法整備が望まれます。個々の通信サービスを対象とした法規制は、これからのますますの通信サービスの多機能化、多様化を考えると対応できないと思われるからです。

お知らせ: 2002年6月7日(金)に飯塚市(福岡)において、 「地域情報化セミナー:あなたのインターネット環境は安全ですか?」 という講演を行いました。 そこで使用する予定のスライドの一部を公開 します。



最近の大きなお世話: ベンチャービジネス論を執筆したりしている関係で、特許関係に ついてよく質問をうけることがあります。中でも ビジネスモデル特許 について相談を受けることが多いのですが、多くの方が安易に 考えておられます。大きなビジネスにつながる特許というのは そう簡単に成立するものではありません。中には特許の申請と成立を 混同しておられる方も多いようです。申請が受理されたからといって 成立しているわけではありません。 ここの愛媛大学医学部の石原謙先生が書かれた 「特許、特許申請の方法(How to Get a Patent)」 がありますので参考にしてください。また、ビジネスモデルという 考え方については、私が大阪産業創造館のホームページ用に書いた 「ビジネスモデル特許(Business Method Patent)」 がありますので、参考にしてください。




「愛媛県ネットワーク防犯協議会 第3回インターネット・セキュリティセミナー」

2002年2月23日(土)に松山市にて、第3回インターネット・セキュリティ セミナーが開催されました。その中で、 「今後のIT社会の行方(ITインフラに基づく社会構造とその変化)」  〜公共サービス、ビジネス、そしてそれらを取り巻く個人のプライバシーとセキュリティ意識〜として、講演を行いました。 講演で使用する予定のスライドの一部(PDFファイル、627KB) を公開いたします。



2001年5月19日に東京 大手町サンケイプラザにて講演を 行いました。題目は 「ネットワークセキュリティにおける暗号と 認証の理論、そしてその実際 」です。 ここにその報告があります。


1999年5月14日に白浜(和歌山)にて開催されましたコンピュータ犯罪に関する 白浜シンポジウムでのパネルディスカッション 「コンテンツから見たネットワークセキュリティ」です。 ここにその報告があります。




1994年2月に、当時奉職していた愛媛大学工学部での紀要に掲載した 論文です。セキュリティ監査システムについて論じています。特に パスワードの脆弱性と実際の脆弱性検査での実験結果について記述 しています。もう8年も前の論文ですが、今でも十分、セキュリティ 関する考え方や意識について参考になるでしょう。全9ページの 内容です。


曽根直人、秋元英二、森井昌克、" UNIXネットワーク環境におけるセキュリティ監査システムCOPSの運用について, "  愛媛大学工学部紀要, 第13巻, pp.527-535, 1994年2月


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iモードFAXの開発  ―携帯電話とFAXのシームレスな通信のために―」

お知らせ(2001年11月6日): ドコモ四国と共同で、 ファックスと i-modeとのシームレスな通信を目的とした  i-modeFAX を開発 しました。その試作システムを 11月2日から4日まで開催された、ドコモ四国主催「ドコモ・モバイルマルチメディア・フェスタ2001 in 香川」(サンメッセ香川)にて公開しました。

さらに、 11月5日付け朝日新聞徳島版にて、その内容を紹介いたしました。



また、 12月5日付け徳島新聞にて、その内容を紹介されています。


徳島のタウン情報誌である「あわわ」にて、開発に携わっている学生の紹介を 交えて記事にしています。







企業や個人の誹謗中傷を即座に発見、即時対策

―企業・個人の危機管理を協力にサポート―


「検索効率化へ新システム ―膨大なネット情報を整理―」
徳島大学工学部森井研究室で開発した SEIP(Search Engine with Intelligent Prediction): "ユーザの嗜好を分析し、その評価に基づいて検索キーワードを自動的に生成し、かつリンクや履歴等から情報の生成場所(URL)を予測する知的検索エンジン" を核に、 ユーザニーズに基づき情報を早く、正確に、要求された形で表示する学習機能を持った情報検索/分析整理システムをベンチャー企業が商用ASPサービスを開始


インターネット上の「情報検索/分析整理システム」を開発(2001年8月8日徳島新聞掲載)

Internet/Mobile上の膨大な情報の中から、学習機能により特定企業・商品・個人の情報を短時間で、効率的に検索し、顧客の目的に合わせてその検索結果を表示する「情報検索/分析整理システム」を開発
こちらに商用開発したものの概要があります。

独り言: YAHOOやGOO等の検索エンジンとの違いをかならず聞かれるのですが、ユーザ一人一人にカスタマイズできると言うことです。また、ユーザが必要な情報を出来るだけ早く発見し、取り込むための工夫がされています。学習機能や推論機能を用いていると書いていますが、大掛かりなアルゴリズムを用いるのではなく、単純な方法を適材適所に組み合わせて最大効果を得ようとする、いかにもインターネット的な思想で作られています。




SEIP(Search Engine with Intelligent Prediction)
SEIPの例をご覧ください。下のロゴをクリック頂ければ、サンプルをご覧いただけます。ただし、設定(変更)はすべて無効にしております。なお、サンプルは「徳島大学」に関する、できるだけ最近の情報を収集しております。またac.jpドメイン、すなわち大学サイトの情報は除外しています。

注意事項: 特に掲示板等において、徳島大学に対して事実と異なる誹謗中傷、および虚偽の内容の記述等が見かけられます。発言は個人の責任で発せられたものであり、一般社会において認知されていない投稿(記事)も多いと言うことを改めて記しておきます。(文責 森井昌克)




「私はだーれ(1996年版)」

ここに1996年に画像電子学会に掲載しました原稿を再掲致します。内容はセキュリティ一般についてですが、現在にも通じるものがあります。「コーヒーブレイク」という、どちらかというと、柔らかいコーナーに掲載された読み物です。題目は 「私はだーれ」 というちょっと学会誌にしてはふざけた題目です。



森井教授の雑日記

随想(2004年9月14日):

個人情報漏洩に関する過剰反応

新聞やテレビ等で、個人情報漏洩の記事が毎日のように取り上げられています。個人情報の取り扱いや、一般市民レベルでの意識の高揚という意味では好ましい面も多々あるのですが、逆に過剰反応する人も多くなりました。「この場合は、こうする」というような完全なマニュアルが作成困難であり(さまざまな場面が想定できますし、悪意あるものからは手を変え品を変え、新しい方法が生み出されますから)、仮に作成できたとしても、いちいち参照することは難しいゆえ、個人情報に関するすべての事柄に対して否定的になる方も多くなりました。しかし、個人情報に関して、一般の人のレベルで言えば、最近の問題ではありません。逆に、最近のほうが厳しく扱われており、過度に神経質になる必要はないのです。たとえば、掲示板に本名を載せることを非常に危惧する方がおられます。もちろん、匿名で掲載する場合は意図的に本名を伏せても良いのですが、本名を掲載したからといって、内容に関して非常に個人的なプライバシーに関わることを書かなければ、大きな被害は考えられません。例えば、公の掲示板(誰でもがアクセスできるという意味で)であれば、本人の個人情報を守る(過度にではなく、一般的にですが)ためには、次の点さえ、注意すればよいでしょう。逆に、これを守ってさえ、大きなトラブルに巻き込まれるならば、インターネットの問題ではなく、インターネットがなくても問題は起こりえるはずです。

1.第三者が、一意に個人を特定し、かつその個人に接触できる手段を直接的に与える情報、すなわち、電話番号、(番地まで書いた)住所、勤務先、勤務先住所を書かない。

2.メールアドレスは、迷惑メールを送られる可能性があるものの、大きな実害はない。

3.本名を書いても実害はない。また、本名と出身学校、および出生地、あるいは 現住所の地名(県名、市町村名まで)を書いたとしても実害はない。


森井教授のインターネット講座 第260回 「個人情報の利用方法」

森井教授のインターネット講座 第255回 「昨今の個人情報流出とは」

森井教授のインターネット講座 第207回 「個人情報の危険度(下)」

森井教授のインターネット講座 第206回 「個人情報の危険度(上)」

画像電子学会2004年5月号「プライバシーの終焉と個人情報保護」




随想(2004年5月30日):
少し日も経ちましたので、例のWinnyの作者の逮捕事件(Winnyの事件では ないところが重要です)について、少し述べましょう。いくつかから 取材を受けてコメントをしたのですが、新聞や雑誌では、コメントのうち、 紙面の関係で数行しか掲載されませんので、真意が伝わらない可能性も あるので、ここで補足しておこうと思います。

「歯止めが必要」ということを一部で述べました が、これはP2Pソフトウェア に対する歯止め、特に研究や開発に関しての歯止めという意味ではまったく なく、その利用やサービスについての歯止めという意味です。また、利用に 対する歯止めといっても、利用制限を行うことも反対です。たとえば、 P2Pサービスを許可制にするといった過激な意見もありますが、そういう 安易な解決法には絶対賛成できません。

では、まず何を行わなければならない かというと、当然のことなのですが、「自分が何をしているのか、その結果、 どのようなことが引きおこされるのか、あるいは引き起こされる可能性が あるのかを十分納得させる」ことです。Winnyによる不正ファイル交換が広まった 理由は、一言で言うと「法律違反、しかも重大な法律:著作権法の違反であり、 逮捕される可能性がある」ということを自覚していないことです。極端に 言うと、多くのWinny不正ファイル交換利用者が ”幼く” 「Winnyの利用は法律違反ではない、少なくとも逮捕されない」と 考えていたことです。しかも、明確な理由があって、そう考えていたので はなく、友人が言っているからとか、雑誌でも紹介されているからという 単純な理由です。逮捕される可能性が少しあるかもしれないという、準 自己確信犯も、Winnyでは誰がどのファイル交換を行っているかわからない 仕組みになっているということを信じていたからです。確かに、簡単には わからない仕組みにはなっているのですが、簡単でないだけであり、 不可能ではないのです。誤った情報、あるいは情報の欠落がWinnyでの 不正ファイル交換を助長したのです。これが、「著作権法違反という ユビキタス社会において、情報というお金以上の価値を持つ「もの」を 否める重大な犯罪であり、それを犯すことは現行法上においてさえ、 懲役3年に処される可能性がある。しかも、ネットワークは誰でもが 利用できるということは、誰でもが監視できるということであり、 実社会以上に発見される可能性が高い。Winnyも例外ではなく、従来の ソフトウェアに比較して、その探索において、単純に時間(手間)が 少しかかるという程度である」ということを利用者に正確に理解させれば、 今のような状況にはならなかったでしょう。

また、著作権法に関しても、 理解させる必要があります。今までは、著作権法などという法律は 一般の人にとって、ほとんど縁がなかったわけです。窃盗や傷害に関する 法律は身近かもしれません(身近にしたくありませんが…)。 「CDをMDにダビングして聞いても良い、それどころかCMなどでは 推奨されているのに、DVDを友達から借りてダビングするのと同じよ うに、ネットの友達から映像ソフトを送ってもらって何が悪いの?」 というレベルが一般的なのです。CDは個人で楽しむ場合、MDに録音 することは認められていますが、DVDの映像を個人で楽しむ場合でも 録画することは認められていません。その違いを正確に理解している 人などほとんどいないでしょう。

20世紀になって、科学は大幅に進歩し、その成果が我々一般の人に 降りてきましたが、まだそれ以前の社会体制、そこまで言わなくとも 文化が何とか追随できたのだと思います。21世紀になって、ユビキタ ス社会の実現が遠くに見えてきた現在、文化自体が変わりつつあり、 技術に意識が追随できなくなってきている部分があるのです。



随想(2004年5月3日):
先日、青山のブルーノートに Jing Chiを見に行きました。主に Vinnie Colaiutaのドラム Robben Fordのギター を見たかったわけですが、最高でした!!

「That Road」 , 「Going Nowhere」 , 「Hong Kong Incident」 , 「Stan Key」 , 「What Goes Around」



随想(2004年3月21日):
久しぶりに音楽ネタを!! 今、非常にお気に入りは、 Transatlantic(トランスアトランティック)というグループです。 絶賛のコメントは他にまかせるとして、ほとんどの 曲が秀逸の出来です。では、彼らのデビューアルバム SMTPeから

「All of the Above」 , 「We All Need Some Light」 , 「Mystery Train」 , 「My New World 」 ,  「In Held ('Twas) In I」



随想(2004年2月8日):
2月5日(木)の夜、 吉祥寺の「須弥山」(しゅみせん) というお店に、新宿にある情報通信系の会社の代表取締役の方と渋谷に本社を構える情報系の会社の部長さん(両者ともセキュリティに大きく関わっていますが)から連れて行って頂きました。 お酒好きの方には、かなり危険なお店です。「蛍烏賊の沖漬け」、食べる機会を逸しました。でも、後半はあまり記憶が無いので、食べたかもしれません(^^;)。お二人と連れの一人、そして 翌日の大阪での講演 に若干、影響がありましたので、ここで深くお詫び申し上げます。



森井教授の雑日記 2003年版




森井教授の雑日記 2002年版





「徳島マルチメディア情報通信フォーラム」 という団体を立ち上げようとしています。徳島、そして四国の情報通信、すなわちIT事業やITを利用した豊かな社会の構築を目指して産官学が協力しようというものです。2001年4月28日に設立準備総会を行いました。ご協力をお願い申し上げます。




ちょっと古くなりますが、1月24日の四国放送TV(徳島ローカル)の番組で 「ただ今アクセス中〜パソコンを始めたお年寄りたち」 という特集でコメントさせて頂きました。




シャノン博士死去

情報理論の創始者でありますクロード・シャノン(C.E.Shannon)博士が2001年2月24日に亡くなられました。 業績はここ に書かれています。なお、 私が書きました訃報はここにあります。ご冥福をお祈り申し上げます。




森井教授のインターネット講座


「ベンチャー企業論」


大阪府立泉陽高等学校メッセージボード



森井昌克神戸大学工学部教授のプロフィール